空は青い

中身のない感想文

「THE FIRST SLAM DUNK」、サイコー(CMに使われる試写会の感想のノリ)

いや、本当に最高じゃないですか…映画スラダン….

試写会の感想のノリ、とか書いたけどしみじみと最高…と思っている。

公開からだいぶ経った1/28に初めて観て、2/9にIMAXにて4回目の鑑賞・観戦でした。やっぱIMAXっていいな…!

 

ザファの感想とIMAXの感想をつらつらと書きたくてブログを立ち上げたようなものなので書く。

Twitterのフォロワーさんは誰もリンク先見ないだろうしほぼ自分向けなんですけど、はてブロの仕様をまだ把握できていないため万が一何かしらからこのページにたどり着いた方がいるならこの先はネタバレを含みます故もしまだ映画を観ていないなら映画館へ行ってください。映画は映画館で観るべきです(あたりまえ体操)。

 

まず自分のスラダンへの意識なんですけど、中学時代に友人から原作を途中まで借りて読んだことはあるけど内容はほぼ覚えていないが流川がかっこいいことは知っている、という感じ。ほぼ覚えていないというか全く覚えていなかったぐらいかも、最近アマプラでテレビアニメ観ててそういえばこんな話読んだような…そうそうバスケよりヤンキー漫画みが強かったよな~ってなってる。

そんな私がなぜ映画を観たのかというと、アニメーション映画を観るのが好きなため気になったから、あと流川がかっこいい記憶があるから、です。なのに公開からずいぶん経って足を運んだのはいろいろあったからで…そのいろいろあったことによりメンタルが地下に落ちたので気分転換に映画に行くことにしたというのが実際の観るきっかけです。あと好きな俳優がスラダンを絶賛したらしいというのも一つの要因ではある。

 

 

初めて観に行った日、めちゃめちゃにメンタルが落ちていてもう全てが嫌になっていたんですけど、もう全てが嫌になっていたメンタルにストーリーがぐさぐさに刺さりまくったのと映画の全てがかっこよかったのとでめちゃめちゃ泣いた。ストーリー、登場人物、音楽、話の組み立て方、見せ方…全部かっこよくてすごい。懸命に生きている人はこんなにもかっこいいと知った。

 

ストーリー、スラダンの話の記憶がほぼなかった私にとってはまず誰!?主人公この人じゃなくない!?から始まってしまったわけなんですけど、それでもこんなに宮城リョータという人間の過去と現在に泣いて泣いて魅了されてしまったわけですよ…宮城リョータ、世界一かっこいい男…。いやしかしTwitterの海に流れている感想とか読んでたらリョータの過去は映画オリジナルらしいということを知ってめちゃめちゃびっくりした。連載やテレビアニメが25年以上も前なのに令和になってメイン登場人物の過去がこんなに重いこと判明したら、もし私が当時からのオタクならぶっ倒れる。

宮城リョータ…正直原作を読んだ記憶の中に彼のことは全く残ってなかったんですけど、今回の映画の主人公はリョータだったわけで、観てる間も観終わったあともリョータのことで頭いっぱいになった。いやあ本当にかっこいい。なにがどこがの話になるともう生き方全部ってなってしまうくらいなんですけど、あの、母親との関係の描写から試合シーンに戻ってディフェンスを抜いていくとこ、やばくないですか…ストーリーの流れと主題歌の挿入による盛り上げと宮城リョータのかっこよさとで嗚咽漏らしそうなくらい泣く、かっこよすぎる、映画の中で1番好きかもと思うくらい好きなシーンです。

リョータぁぁぁとなりつつも観ようとしたきっかけは流川くんだったので流川くんが映ると流川だ!!と喜んで観ている。下まつげがすごい。かっこいいというより美人、でもかっこいい。映画のなかで一番好きな顔は3DCGの試合シーン中ではなく2Dパートのリョータと2人で話すシーンです、あの時の顔が好き。いやでも試合シーンもマジかっけえんすよ…シュートのアングルとかもう最高すぎた。あとやっぱ下まつげがすごい。

自分の趣味的に陰でヒーローを支えるキャラクター、みたいな人に惹かれてしまうところがあるのでベンチの眼鏡の彼が初見時映ったときから気になっていて、名前が判明した時にはあなた木暮って言うのねー!となり、回想シーンのよくわからんTシャツ着ている場面は可愛いかよ…と思ったりしていたんですけど、テレビアニメ観ていたらいやもうめっちゃ好きだった。映画の木暮くんの「三井頑張れ、頑張れ赤木」で涙ダーーーって流れる。

しかし映画を観る度に注目度が上がっていく人がいて…三井寿っていうんですけど…。え、顔が良すぎない…?顔が良すぎる…。注目度が上がっていく理由としてはテレビアニメ版を少しづつ観てるからっていうのもあるとは思うけど、ほんとに観る度三井…!って叫びたい気持ちが強くなる。3P決めるときのフォームの綺麗さ(私はバスケ素人であるが三井のフォームは綺麗であるということがわかるように描かれているのはわかる)に惹かれるし、周囲の人間との関係とかグレ期を経ての今であることとか、良すぎる。初見時は「俺は誰だ…」とかになんだこの人、、と思ったけどテレビアニメ観て中学時代にMVPと散々言われていたところからきている言葉なのかと思うと聞こえ方が変わってくるし、そもそも初見時に中学時代のリョータに「小学生?」って声かけたのが三井ってわからなかったのでお前三井か~!ってわかって観るとリョータとの掛け合いやばいし、ヤンキーチームのトップみたいな顔してるくせに喧嘩強くないとかもうはい、はい………いやもう兎にも角にもへばってるのにガンガン3P打ちまくってるのがかっこよすぎる、私も"炎の男 三っちゃん"の旗を心の中で振り、シュートが入るたび叫びそうになる気持ちを抑えながらガン泣きして試合を観ております。"三井を何度でも甦らせるCD"欲しいので再販していただきたいです。

 

関係性厨としては三井とリョータがやばい、いや~やばい、やばすぎる。私の処理能力が低すぎたがために初見時には1人でバスケをしている中学生のリョータに声をかけたのが三井だということに気が付かなかったのだけど、よくよく観るとミリしら初見勢にもちゃんと気が付きやすいように描かれていて初対面がそれでリョータが兄の姿と重ねてしまったのやばいし、次に会ったのがああいう形でリョータはちゃんと気づいた表情してるのやばいし「いつでも1on1してやるよ」って中学時代の出会いを踏まえた言葉で返すのがやばいし、もうやばいよ(語彙力)。1番好きな2人のやり取りは「もう腕上がんね」「おっけー、パス出すっすよ」です、やばい、良い。

テレビアニメ27話を観てからは木暮くんと三井の関係にトキメキを感じています。湘北のことを何も知らない初見時にはただベンチが映ったシーンでも、湘北のことを少し知ると三井が3P決めて喜ぶ木暮くんの表情にワアアとなる、なった。まあでも木暮くんは赤木ともな…映画の回想シーン、先輩の引退試合となった試合後の赤木の肩にそっと手を置く木暮くんちょーーーーー良いですよね…良いです…。

湘北のことを少し知った目線で観るとでいうとヤスもな…リョータのいいところでヤス映ったり、リョータのことを目で追っているヤスだったり…いやあ良いです。

あと流川と花道、わざとファウルして花道がベンチから戻るタイミング作るの超やばじゃないですか…あそこでファウルとったのを1ミリも悪いと思っていない顔してる流川が好きすぎて困まってる。この2人に関してはもうなんといっても試合のラストだけど、それ以外もやり取りがかわいすぎる、2人ともかわいい。良いです。

 

ここまでキャラクターとその関係についてない語彙力でやばいやばいって綴ってきたところで「THE FIRST SLAM DUNK」が映画として良いな…と思った話。

宮城リョータを主人公として過去描写を挟みながらバスケットボールの試合を中心に物語は進んでいく構成。過去と現在がいったりきたりするけど現在は基本試合シーンのみだからややこしさはなくて、かつ出てきたセリフや行動を拾う俗に言う伏線回収が綺麗で観ていて気持ちがいい。過去シーンが現在の試合シーンに上手くつながっていくから観ていて試合に気持ちが入りやすいしめっちゃ力入れて観てしまう。スラダンのことを何も知らなくてもそう思わせてくれるからすごいなと…いや映画の構成とかにどうこう言えるほど映画をたくさん観ているわけでも映画を勉強しているわけでもないけどそう思った、ただただ物語の組み立てかっこよ~!って思った。若干話を知っている前提な映画だったらどうしようと思っていたので、、、もちろん原作を知っていれば気が付くこともっとたくさんあるのだろうし、反対に原作を読んでいるからこそ気になることもあるのだろうけど(序盤に記したスラダンを絶賛した私の好きな俳優も「熱心なファンの人はあのセリフカットするのかって言う人もいると思うけど~」的なことを言っていて、きっとこの人がそう思ったのだろうなと私が勝手に思った)。

映画といえば大きなスクリーンと整った音響だと思うのですが、大きなスクリーンで観る試合シーンは観戦しているかのような気持ちになれる迫力と緊張感だし音楽もめちゃめちゃかっこよくてすごく気持ちが上がるしでこれぞ映画館で観るべき映画だなあって思うけど、映画館だからこその時間はあの試合のラスト20秒間だと思うのですよ…私は映画館シアター内で体感する無音の時間がすごく好きで。閉鎖されてる空間だから外の音もしないし、音を立ててこの瞬間を壊してはいけない緊張が物語の中の緊張感とリンクして心臓バクバクするのすごく良いよね…てか心臓バクバクでもめいっぱい平気なフリが出来てるリョーちんすごいな、私は心臓バクバクさせながら目をギュインギュインさせてスクリーンにかぶりついています。あとあの無音の前の時計の針の音と疾走感のある動きが最高にかっこいい、漫画が映画になってるって思った。それ以前にも目のカット入ったりとか、漫画が映画になったような演出あって超かっこよかった。

 

下書きをここで止めて2週間経っていた。でもだいたい書きたいことは書いたと思うのでIMAXの感想。もう記憶は彼方だし明日ドルビーで観られることを楽しみにしているところではありますが。

1番印象に残っているのは流川の「そんなタマじゃねぇよな」です。ドス効いててヒョワアアアってなった。というか全体的に流川の声よく聴こえた印象。「自分のため」とかちゃんと聴こえてウオオオってなった。

あと白色がすごい映えていた印象。みんな歯がある…って思った、当たり前である。通常上映で観た時に今もしかして三井さんの歯飛んでった…?って思った場面もちゃんと歯飛んでった!!って確信持てた。あと汗にも目がいった。それと通常上映では出てこなかった感想として、過去パートの宮城リョータのほっぺ絶対もちもちする、というやつ。IMAXで観ると幼少期のリョータの輪郭かわい〜からの高校生リョータの輪郭はかっこよくなったな…からの将来パートでリョータめちゃめちゃかっこよくなってる!?とビジュアル面での成長を感じられた。あとユニフォームの皺とかも細かくちゃんと描かれているのがわかったり+500円出す価値はめちゃめちゃあるというかずっとIMAXで観たい。単純にスクリーンが大きいし音も迫力あるから最高。良いね、これ。

 

さーーー明日というか今日から新規入プレ配布始まるから回収するぞ!一週間我慢してたからもう超楽しみ。楽しみーーー!